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嵐山エリア観光Webマップ

嵐山エリアについて

北海道の中央・上川地方のほぼ中央に位置する旭川市は、古くからのアイヌの人々の営みと開拓の歴史によって基礎が築かれて以来、交通の要衝・物流の集積地として発展してきました。大雪山・十勝岳連峰を望み、石狩川をはじめとする豊かな自然と、教育や医療、福祉、文化などの都市機能が調和した、北北海道の拠点都市です。

その旭川市の中心部から西へ約5kmほどにある山岳丘陵地の「嵐山」は、明治期に開拓使が視察の折、京都の嵐山に似ていることから名付けたとされており、「嵐山と嵐山からの眺望」は旭川八景にも選定されています。

嵐山公園内の「北邦野草園」は、都市近郊にありながらも原生の森が残る貴重な場所であり、全国から多くの来訪者を迎えています。
その一方、ハイキングコースや嵐山公園センターの設置などといった公園機能の整備も進んでおり、旭川全市を一望できる頂上の展望台まで老若男女問わずに散策ができるように配慮されています。

また、嵐山は「チ・ノミ・シリ(われら・いのる・山)」として上川アイヌの人たちの聖地として崇められてきました。公園内の「アイヌ文化の森 伝承のコタン」は、アイヌ文化の保存と伝承を目的とした場として、アイヌの伝統的な住居であるチセを復元展示し、かつてのコタン(アイヌ語で集落を意味する言葉)を再現、社会教育施設として開園しています。

嵐山公園から、オサラッペ川にかかるチノミシリルイカ橋を渡った先にある緑豊かな丘陵地・旭岡には、明治期から陶芸を営む数多くの窯元が点在し、いつのころからか市民の間では「陶芸の里」と呼ばれ親しまれるようになりました。現在ではガラス工房、染色工房、木工クラフトなどのアトリエやギャラリーにとどまらず、茶室、カフェなども集まる「北の嵐山」として、一大芸術村の様相を呈しています。

豊かな自然とふれあいながら、アイヌの人たちの暮らしに想いを馳せ、手仕事のぬくもりを感じることができる、自然と文化が融合した嵐山エリアへ足を運んでみませんか。

嵐山公園

嵐山公園は春から秋にかけては行楽や遠足等の場として、冬にはスノーシューを使った散策など、市民をはじめ多くの人に親しまれています。頂上の展望台からは大雪山連峰と石狩川、旭川市の街並みを一望することができ、夜景や花火見物のスポットとしても知られています。
また、一帯の豊かな樹林地は学術的にも貴重な植物が多数確認され、キタキツネやエゾリスなどの小動物が生息し、多くの自然生態系が保たれています。

嵐山公園センター

嵐山公園センター

嵐山公園センターは嵐山公園の中核施設として位置づけられ、北邦野草園や嵐山展望台への散策の拠点となっています。センター内では、園内の草花の写真や自然環境の展示が見られるほか、季節の草花や自然観察などの講習会を開催し、旭川に分布する植物の調査研究活動も行っています。
また、旭川市博物館の分館機能も有し、アイヌ民族に関する資料展示も行っています。

住所
上川郡鷹栖町字近文9線西4号(嵐山)
駐車場
あり(無料)
開館時間
午前9時~午後5時
休館日
毎月第2、第4月曜日(祝日の場合翌日)、年末年始(12月30日~1月4日)
入館料
無料
TEL
0166-55-9779
URL
http://www.asahikawa-park.or.jp/facilities/park/arashiyamacenter.html

アイヌ文化の森 伝承のコタン

アイヌ文化の森 伝承のコタン

「アイヌ文化の森 伝承のコタン」は、アイヌ文化の保存と伝承を目的に旭川市博物館の分館として開設されました。実際にアイヌの人々が住んでいた「チセ」と呼ばれる住居や「プー」(食糧庫)など、アイヌコタン(集落の意)の様子が復元され、自然と一体となった当時の暮らしに思いを馳せることができます。
アイヌの人々の建物がこれらの場所に復元されたのは、上川アイヌの人々が嵐山を「聖なる地」としていることや、豊かな自然に囲まれていることなどに基づいています。

嵐山公園センター内にある資料館の展示は、嵐山公園センターの立地、設置趣旨などを勘案し、アイヌの人々のくらしにおける植物利用に焦点をあてたものとなっています。アイヌ文化を理解していただけるように、植物採集に関係する川筋のアイヌ語地名や、上川アイヌの史実資料も展示しています。

関連情報:アイヌ文化にふれる

所在地
上川郡鷹栖町字近文9線西4号(嵐山)
駐車場
あり(無料)
開館時間
9:00~17:00
休館日
毎月第2・4月曜日(祝日にあたる場合は翌日)、年末年始(12月30日~1月4日)及び施設点検日 ※4月下旬から10月は無休
TEL
0166-55-9779
URL
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/hakubutukan/navi/d053250.html

北邦野草園

北邦野草園

「北邦野草園」は嵐山ふもとの石狩川とオサラッペ川が合流する入口近くに位置する、北方系植物の野草園としては国内有数の規模を誇ります。

その歴史は、昭和47年に旭川営林局が市民の散策や交流、営林局職員の研修を目的に計画し、国有地に開設したことに始まり、平成10年に旭川市の所管となりました。開拓される前の豊かな森林植物の復元・保護をはかるため、自生種を中心に北方系の植物が収集されており、その数は約600種類以上にも及びます。

12.25ヘクタールもの面積をもつ広大な園内は、地質学的にも大変興味深い自然環境となっています。散策路は全長5.2キロメートルあり、30分、1時間、2時間などの散策コースがあり、所々に案内板や休憩所が設置されているので、初心者でも安心して散策することができます。

開園期間
4月下旬~10月15日
開園時間
午前9時~午後5時(入園は4時30分まで)※気候等により変更することがあります。
休園日
開園期間中は無休
入園料
無料
TEL
0166-55-9779
URL
http://www.asahikawa-park.or.jp/facilities/park/yasouen.html

アイヌ文化にふれる

アイヌ文化にふれる

石狩川に流入するオサラッペ川口の右岸から嵐山公園を含め、それに続く近文山の大地が石狩川に落ちる所までの一帯は、上川アイヌの人たちが古くから「チ・ノミ・シリ(われら・いのる・山)」と呼び、神の化身である動物の霊魂をカムイモシリ(神の住む国)へ送り返した後の頭骨や、愛着のある器物に宿る霊魂を送った後、最終的に納める「送り場」であり、神々と人間をつなぐ聖地として崇拝してきた地域です。
現在は「アイヌ文化の森 伝承のコタン(集落)」として、アイヌの住居や祭壇の復元展示が見られるほか、上川アイヌの人権と生活をリーダーとして守り抜いた偉人「クーチンコロ」や、卓越した技術を持ち木彫りの熊の開祖といえる「松井梅太郎」の顕彰碑が設置されています。
毎年春には、神々に一年の無事を感謝し、これからの一年の幸せを祈る伝統儀式「チノミシリ・カムイノミ」が執り行われ、偉大な先祖を讃えるとともに人々の幸福や平和を祈ります。

チセ

チセ

チセ
cise(家)
チセを作る材料は、すべて木や草などの自然物です。カツラやカシワなどの腐りにくい木で柱を立てます。柱と柱の間に横木をわたし、屋根と壁をふきます。使用する笹は一冬越したものを採取するなど、材料をかなり吟味して夏の暑さや冬の寒さといった厳しい自然から身を守っていました。また、旭川では笹が使われていますが、地域によって違いがあり、カヤを使う地域や、樹皮を使う地域もあります。
伝承のコタンでは、ほかにも干した肉や魚などの食糧を保存するための「プー(食糧庫)」や、「アシンル(トイレ)」といった建物を見学することができます。

チャシ コッ

チャシ コッ
casi kot(砦 跡)
チャシとは「砦」や「見張り台」などという意味です。十勝地方のアイヌが攻めてきたとき、ここで防いだという伝説も残っており、石狩川を見下ろせる位置にあるこの場所は見張り場として重要な場所でした。

ノチゥ

ノチゥ

ノチゥ
nociw(星)
旭川アイヌの伝承では、空から星が落ちたとき、見に行くとこの岩が立っていたので、この岩をノチゥ(星)と言ったそうです。昔は陸続きだったともいわれています。

オサラッペ川

オ サラ ペッ(オサラッペ川)
O-sara-pet(川尻 開いている 川)
石狩川との合流点の河口が開いている(冬でも凍らないという意味?)とも理解できますが、一方でオ サㇻ ペッO-sar-pet(川尻 ヨシ原 川)という説もあります。

動画

めぐる ふれる カムイを感じる ~嵐山周辺~
めぐる ふれる カムイを感じる ~アイヌ文化の森 伝承のコタン~

嵐山ビジターセンター

嵐山の豊かな自然の存続を願う里山の自然環境保全の拠点として活動しています。丸太造りのロッジは、市民有志33人に加え、全国800余名の賛同者により、2年8カ月の歳月を経て手造りで平成元年に建設されました。以後、自然を愛しこの地を訪れる全ての人に開放されています。初夏と秋、冬のハイキングをはじめ、親子の遊び、子どもたちのアート制作、1000本のキャンドルライトなど年間を通じて様々なイベントを行っています。

所在地
北海道上川郡鷹栖町3366-23
開館時間
4月末~10月末、木曜日~日曜日、10時~16時 (臨時休館の場合もあります)
TEL
0166-53-2200
URL
https://arashiyama-visitor-center.jimdofree.com/

北の嵐山

嵐山のふもとに広がる丘陵地「旭岡」。その中の旭岡静望町内会に属するエリアは名前のとおり、眼下に旭川の街を望む緑豊かで閑静な住宅街が広がっていますが、昭和40年頃から陶芸を営む窯元が点在し、「陶芸の里」と呼ばれ市民から親しまれてきました。その後も陶芸を中心に、ガラス工芸・染色・木工クラフトなどの工房やアトリエ・ギャラリーが自然に集まり、魅力が陶芸だけにとどまらなくなったことから、平成22年8月に名称を「嵐山陶芸の里」から「北の嵐山」と改め現在に至っています。豊かな嵐山の自然の中で、各工房とも伝統にしばられない独創的な作品を生み出していることが特徴で、温かみのある手しごとの作品との出会いはもちろん、作品制作や茶道の体験などを楽しんだり、小鳥のさえずりや木々のざわめきの中を散策したりカフェでくつろいだりと、ゆったりと静かな時間を過ごすことができるスポットです。

所在地
旭川市旭岡1-3丁目
駐車場
あり(各店舗)
営業時間
各店舗により異なりますのでお問い合わせください。
定休日
各店舗により異なりますのでお問い合わせください。
URL
http://www.kitanoarashiyama.com/

陶芸

大雪窯

大雪窯

住所
北海道旭川市旭岡2丁目9-10
TEL
0166-51-1972
FAX
0166-53-6463
営業時間
9:30~17:00
定休日
無休 ※年末年始・臨時休業あり
URL
http://taisetsugama.com/
千尋窯

千尋窯

住所
北海道旭川市旭岡2丁目11-20
TEL
0166-53-7413
FAX
0166-85-6913
営業時間
10:00~18:00
定休日
無休 ※臨時休業あり
URL
http://www16.plala.or.jp/chihirogama/
ゆかり陶房

ゆかり陶房

住所
北海道旭川市旭岡1丁目16-5
TEL
080-8290-7134
営業時間
10:00~17:00
定休日
水曜日 ※臨時休業あり ※現在休業中です(事前ご予約で対応可)
URL
http://yukari-toubou.com/
Potta

Potta

住所
北海道旭川市旭岡2丁目13-4
TEL
0166-73-3203
営業時間
11:00~17:00
定休日
火、水曜日 ※臨時休業あり ※冬期休業(11月〜4月下旬)
URL
https://masarin210.wixsite.com/potta-new

ガラス工芸

淳工房(ガラス工芸)

淳工房(ガラス工芸)

住所
北海道旭川市旭岡2丁目8-1
TEL
0166-53-8512
営業時間
10:00~18:00
定休日
4月~11月:無休 12月~3月:日曜休み
URL
http://juncobo.sakura.ne.jp/

染色

染あとりえ草創

染あとりえ草創

住所
北海道旭川市旭岡2丁目12-8
TEL
0166-52-9945
営業時間
10:00~17:00
定休日
4月~11月:無休 12月~3月:日曜休み
URL
http://sou-sou.biz/

茶室

遠州流茶道 成名庵

住所
北海道旭川市旭岡3丁目5-1
TEL
0166-55-7156
営業時間
お問い合わせください。
URL
http://www.kitanoarashiyama.com/shop_jomyoan.html

木工クラフトショップ

クラフト ブラウンボックス

クラフト ブラウンボックス

住所
北海道旭川市旭岡1丁目21-8
TEL
0166-50-3388
営業時間
10:00~日没
定休日
無休(1・2月は日曜休)
URL
http://brownbox.jp/

ギャラリー

ギャルリ アンヴォル

ギャルリ アンヴォル

住所
北海道旭川市旭岡2丁目13-8 北の嵐山梅鳳堂
TEL
0166-54-3868
営業時間
11:00~17:00
営業日
金・土・日(OPEN期間5月~10月)
URL
http://www.baihodo.co.jp/

カフェ

カモミール

カモミール

住所
北海道旭川市旭岡1丁目18
TEL
0166-54-2116
営業時間
11:00~17:00
定休日
月・火(祝日営業・冬季休業:1月~3月)
CAFE TÓTTO

CAFE TÓTTO

住所
北海道旭川市旭岡2丁目4-15
TEL
0166-52-2699
営業時間
11:00~16:00
定休日
金・土・日・祝 ※冬季休業あり ※現在休業中です
カフェmari・amane

カフェmari・amane

住所
北海道旭川市旭岡3丁目6-11
TEL
090-7515-7385
営業時間
11:00~15:00
定休日
土・日・月 ※冬期休業あり

その他

旭川個人 嵐山TAXI

旭川個人 嵐山TAXI

予約・料金問い合わせ
090-7583-0202
受付時間
10:00~19:00
定休日
第1・第3水曜日
URL
http://www.arasiyama252.com/
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